8月9日(土 晴れ)
菩提寺SAで大阪からの4人に合流、関ヶ原ICから高速を離れる。国見スキー場を目当てに、国見峠へ向かう。道の後半では細いところもあったが、峠まで舗装されており、特にアプローチに難があるわけでない。ただ、岐阜県側からであり、滋賀県側からと比べ1時間は余計にかかる(実は滋賀県側から峠まで通行可能だった)。
峠からは、虎子山・国見岳それぞれへの登山口がある。虎子山への道は最初急登で始まる。直線的に登って行くが、やがてなだらかな稜線歩きとなる。連日35℃の猛暑日が続いているが、1000mでは幾分しのぎやすい。樹林帯の中であるため日差しもそれほどでないが、汗は吹き出る。登りだしてすぐに二股に分かれるが、テープに従って右手の直進コースを進む。以前は、左手を進み、山腹を巻いたかたちで進み、やがて右折、尾根筋を登った記憶がある。その時には分かりにくい道だった。こちらは山頂まで、一直線で分かりやすい。道は刈り込まれていて、結構幅が広い。最近よく整備されているのだろう。山頂とおぼしきピークに出たと思ったらまだ道が続く。幾分見晴らしも良くなり、美濃の山が眺められる。やがて虎子山で行きつき、ここで登山道は終わる。
山頂(1183m)は良く刈り払われ、東側の展望が開けている。ブンゲン山から貝月山への稜線が眺望できる。条件が良ければ白山や御嶽山、アルプスなども見られると思われるが、残念ながら遠くは判別できない。ここで昼食とする。果物、コーヒーをご馳走になる。30分の休憩で同じ道を峠に戻る。
国見峠からみる伊吹山の大きな姿 | 虎子山山頂1183.2m)にて |
峠で一息ついた上で、国見岳を目指す。国見岳からの下山者がいて、滋賀県側の道路事情を確認する。通れるとのことで帰りはこちらにすることにして、国見岳に向けスタートする。杉の樹林帯を進む。こちらは普通の登りで歩きやすい。20分ほど歩いて、岩屋への道を示す看板を分け、さらに進む。次第に道は石灰岩混じりになり、下草も増えて、狭い道となる。道は展望がなく、黙々と進む。時折涼しい風が吹き、救われる。この坂を登り切ると、草原になったところに出る。美濃の山が広がる。ここから平坦な道をしばらく歩くと、国見岳山頂(1126m)に到着する。
国見峠 | 国見山山頂手前の草原 | |
国見山(1126m)山頂でひと休み |
岐阜県側の山々が重なって見え、集落が谷の先に見える。大兀山から御座峰と続く伊吹北尾根と、その先に伊吹山が見渡せる。しばしの休憩で、二人から果物が出て賞味する。暑い時の冷たい果物は格別である。国見では長居せず、峠へ引き返す。花はほとんどなく、チョウはスジグロシロチョウ、山頂でのウラナミシジミだけだった。峠でもう一度伊吹山を眺め、林道を滋賀県側に下る。
途中、道の駅「伊吹の里」で買物をし、米原ICから帰途についた。菩提寺SAで別れ、それぞれ自宅に戻った。真夏の低山はやはり暑いものだった。(南井)
国見峠(840m) | 10:25/10:40 | 池田駅 | 6:45 | |
978m標点 | 10:55 | 池田 | 6:40/6:45 | |
1080m地点 | 11:10/11:15 | 千里中央 | 7:10/7:10 | |
山頂(第1ピーク) | 11:30 | 吹田IC | 7:25 | |
山頂(第4ピーク1183.2m) | 11:50/12:20 | 菩提寺P | 8:05/8:15 | |
国見峠(840m) | 12:55/13:05 | 多賀SA | 8:40/9:10 | |
1040m地点 | 13:35/13:40 | 関ヶ原IC | ||
国見岳山頂(1126m) | 14:00/14:10 | 国見峠(840m) | 10:25/15:10 | |
国見峠(840m) | 14:50/15:10 | 県道 | 15:30 | |
道の駅 伊吹の里 | 15:40/16:00 | |||
米原IC | 16:20 | |||
多賀SA | 16:25/16:35 | |||
出発~帰着までの時間 | 4:10 | 菩提寺P | 17:10 | |
歩行時間 | 3:10 | 中国豊中IC | 18:35 | |
休憩時間 | 1:00 | 池田駅 | 18:50 | |
歩行距離 | 6.5km | |||
累積登高、下降 | 732m |
虎子山、国見山トラック地図 |
この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。
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