2020年6月27日(土) 晴れ
3月からの新型コロナウィルス感染による外出自粛で会の活動も3ヶ月休止した。
6月19日に県をまたいでの外出も緩和されて、ようやくまた山歩きもできるようになった。
比良や皆子山方面へ行く時の集合地、伊香立のローソンに予定より少し早く集合した。
アジサイやネムの花が彩る国道367号を気持ちよく行く。道沿いに「鯖寿司」そして「鮎」の看板を掲げた小さな店が続く。安曇川の河原には鮎釣りの人が竿を伸ばしているのが見られる。何ヶ所かあるキャンプ場では家族連れが久し振りの自然を楽しんでいる。
駐車場から西の山側へ向かうと丁字路となり右前方に寺らしい大きな建物が見える。
やがて道は狭い山路に変わり、傾斜もついてくる。
標高470mおよび710m付近で一休みする。蒸し暑さで衣類も汗で濡れている。直射日光こそ射さないが、とにかく暑い。
再び歩き出す。これまで通り主稜線から東に伸びた支稜を正直にたどる。季節のコアジサイがかわいらしい花をつけて迎えてくれる。、下生えは少なくなり、750m以上では踏み跡が斜面一面となり、落ち葉に覆われていて分かりにくい。
稜線に近づくと、路は稜線に沿うように左折し、150mばかり行ったところで、主稜線の路に合流する。案内の標柱もあり村井コース出合とある。村井分岐の札もある。
村井入口の駐車場 後ろは安曇川と国道367号 | 主稜線合流点、村井分岐 | |
烏帽子岳(880m(山頂 | 烏帽子から覗く白倉岳 |
アップダウンのほとんどない稜線の路を行くと25分で白倉岳の山頂に飛び出した。
白倉岳(949.7m)山頂 | 白倉岳南のの稜線、左側にある大杉 登っている人が小さく見える |
さらに行くと中岳の山頂だ。ここにこめちいきでは最大と思われる大杉が立っている。
中岳(940m)山頂の大杉 巨木とも言える | 中岳山頂の大杉 | |
稜線のブナ林の路が気持ちよい | 南岳(941m)山頂 |
中岳からさらに南岳、そしてその南の小ピークへと縦走を続け、そこから左に向きを変えて麓の栃生口に向かって降りる。
コアジサイ(ユキノシタ科) アジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイ 等に見られる装飾花がない。 |
栃生口登山口 |
最後の高度差100mの下りは急傾斜で緊張する。
安曇川西側の舗装道路に出てからは、急ぎ足で、村井までの3kmを歩く。女性陣も疲れを知らないようについてくる。
これまで体験したことのない世界的な新型コロナウィルス感染拡大で3ヶ月もどこへも動けなかったフラストレーションを吹き飛ばせた山旅だった。 (文 清水)
コースタイム
川西 | 7:15 | ||
川西IC | 7:25 | ||
伊香立 ローソン | 8:20/8:30 | 所要時間 | |
村井 川脇駐車場 集合 | 9:10/9:15 | 駐車場~山頂~駐車場 | 6:15 |
村井登山口 | 9:25 | 歩行時間 | 5:00 |
470m地点 | 10:15/10:20 | 休憩時間(訓練を含む) | 1:15 |
710m地点 | 11:00/11:05 | 測定機器 | スマホ |
P757 | 11:10 | ソフト | ジオグラフィカ |
主稜線 | 11:30/11:35 | 測定点数 | 330 |
烏帽子岳(880m) | 11:40 | 歩行距離 | 11.1km |
白倉岳山山頂(949.9m) 昼食 | 12:05/12:50 | 累積登高 | 934m |
中岳(940m)、大杉 | 13:05/13:10 | 累積下降 | 934m |
南岳(941m) | 13:25/13:30 | ||
分岐ピーク(930m) | 13:40 | ||
620m地点 | 14:25/14:30 | ||
道路 | 14:45 | ||
村井登山口 | 15:20 | ||
村井 川脇駐車場 | 15:25/15:40 | ||
伊香立 ローソン 解散 | 16:20 |
白倉岳トラック地図 |
参加者 会員3名(清水、橋爪、南井)、体験参加2名(塚本、永井) 計5名
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