霊仙山の山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・U」登山クラブ

山行記録


霊仙山

2012年4月7日(土) 曇り一時雪、後晴れ

 この日の天気予報は滋賀県彦根市では曇り時々雪、しかし岐阜県側では曇り時々晴れとなっていました。強い寒波が来て、冬型の天気なるということでした。この"晴れ"に運をかけて山行を実施しました。
 守山から南井さんの車で霊仙山の西麓の落合まで一般道を走りました。風穴のある河内集落を抜ける所は道も狭まっています。
 落合には何軒か居住しているようですが、人の気配がしません。神社の傍のスペースに車を置いて、少し戻って登山路をたどります。ジグザグの路を10分登ると、今畑の集落跡に出ました。昔ここにはセツブンソウが一面に咲いていましたが、花も葉も全く見つけることができませんでした。しかし石垣にはすでに葉が展開したフクジュソウが幾株も咲いていました。前夜の雪を被り花がかじかんでいました。ここから稜線の笹峠まで登ります。雪も降り出し嫌な気がしましたが峠で東の支谷側が開けて南の鍋尻山などが見えました。
 次いで近江展望台までの標高差300mを登ります。正面に草原と低潅木の大きな山肌がたちはだかる感じす。上まで路が見えていますが、下から見て頂と思える所まで苦労し登ってくると頂はさらに高い所にありもう一段のがんばりわ必要とします。この頃から晴れ間が広がってきましたが冷たい風が遠慮なく吹き出しました。しかしここをしのいで、近江展望台に着くと、潅木に本格的な霧氷が付いて、下には近江平野が広がっていました。
 ここからは先は展望もよく、路の傾斜もゆるくなり、疲れは感じませんが、風の冷たさは言いよう無く、手袋していても指先が痺れて、凍傷になりそうな感じでした。間違いなく強い寒波です。恐らくマイナス3℃を下回る温度で、強い風による体感温度と言えばそれは厳しいものでした。

   
       今畑集落跡の石垣のフクジュソウ                     近江展望台付近の霧氷

 南霊岳を越えて300mほど行った稜線の東の窪みに入り、風をよけて昼食としました。南井リーダー持参のガスとコッフェルで湯を沸かして作ったコーヒーで身体が温まりました。
 緩やかな雪の稜線の路が続きます。ブリザードがときどき吹いて、雪煙を上げました。雪の無い時は尖った石灰岩の間に足場を求めて進ところですが、今は雪が岩の間を埋めていて、歩きやすくなっていました。それでもやはり何ヶ所かは踏み抜いた跡がありました。積雪は30〜40cmでした。新雪とあってそれはきれいな真っ白な雪でした。

   
   南霊岳付近から藤原岳(左)と御池岳(右)を見る               最高点付近のブリザード

 霊仙山最高点(1094m)からは伊吹山が目の前に見えました。
 さらに少し下ってからまた登り霊仙山頂上(1083.5m)へ着きます。ここから経塚山へまっすぐ雪の原を下り、、そして登り返します。広い準高原状の地形で、吹雪の時は迷いやすいところです。


      最高点から経塚山越えに伊吹山を見る

 ここからは西へ少し行くと小さなお虎ヶ池と鳥居があり、さらに行くと、急な勾配の下り路になります。雪解け水が細かい泥と混じりドロドロのぬかるみが続きます。滑って腰を着けばそれこそ悲劇的なこととなると、慎重にに降りました。それでも何回か滑る人もいましたが、ズボンの尻を少し汚す程度で済みました。しかし靴や、スパッツは泥だらけです。行けども行けどもこのぬかるみが汗拭き峠のほんの手前まで続きました。
 汗拭き峠で息を付き、またコーヒーを沸かしました。くだるとすぐに大洞川の源流の美しい小滝の連続があります。そこから杉林の中を20分ほど下ると落合に着きました。
靴やスパッツそしてストックにこびりついた泥を川の水で洗い落としてから帰路に着きました。
車の運転そしてガイドしてくれた南井さんにお礼申し上げます。 (清水)  

参加者 会員3名(南井、村上、清水) 入会希望者1名 計4名
全歩行距離 12:3km



 
                    霊仙山トラック地図
この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。

コースタイム

 守山駅  8:10/8:20
 落合    09:45/09:55
 今畑  10:10/10:20
 笹峠  10:55/11:00
 近江展望台  12:05
 1020m地点 昼食  12:30/13:00
 最高点(1094)  13:25/13:30
 霊仙山山頂  14:40/14:50
 経塚山  14:00
 汗拭き峠  15:15/15:40
 落合  16:00/16:20
 守山  18:05/18:16

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