2012年12月16日(日)快晴
8:10 JR芦屋駅集合
大谷茶屋は、昔のお茶屋さんの雰囲気を残していて、ちょっと楽しい。登山はオフシーズンなのに、さすが六甲(?)結構人いますね。高座の滝からロックガーデンを登ります。一部鎖もあったけど、岩登り気分が味わえて、楽しい。途中、支柱を打ち込んでいる岩があり、阪神大震災の爪跡も残っていました。そういえば、風吹岩も、以前はもっと高かったと聞いたような・・・
ロックガーデンからちょっと寄り道。 ちょっと、と思っていたらどこまで下るの!?と思いつつ・・ ピラ−ロックに到着。風化と浸食でできた?岩場、造形的です!
近くの岩に登ると、海が見える絶景。今日は暖かいからか、少し霞んでいて残念です。反対側から登ってくる人も、ここにはロッククライミングで登ってくるの?すごい・・!
高座の滝 左上の壁に藤木九三のレリーフがある | ロックガーデン ロックピラーで | |
もろく風化した花崗岩からなるロックピラー | 雨ヶ峠で見かけたイノシシの親子 |
元の道に戻り、雨ヶ峠へ、いのししの親子発見!ウリボ-はかわいいけど大人の猪はやっぱりこわい・・ ・岡村さんのザックが狙われるアクシデントも。 ザック無事で良かったですね。
この辺りは、オカリナの音色が聞こえてくるのですが、今日はお休み?残念。
笹の草地のある歩きやすい道を抜けて、東お多福山へ。コゲラやクロジ等の野鳥も発見。六甲唯一の草原地帯。 でも冬だから枯れてる?! やっぱり春が良いのかな・・?眺めは良く、お昼休憩です。今日もコ−ヒ−ご馳走様です。
石の宝殿、一軒茶屋を通り、六甲山最高点へ到着。やっぱり六甲。山ガールちゃん、山ボ−イ君。若い人多いですね。清水さん、山ボ−イ君達と話てる?と思ったら、まさかの勧誘です。男性陣、もう少し増えるといいですね。
緩やかな下りの魚屋道を通り、有馬温泉へ。予定より早く到着したみたいで、有馬三山にも行けたかも?次回は裏六甲にも、行きたいですね。 (田中)
東お多福山ののんびりした稜線 | 六甲山最高点(931.3m)で |
六甲山の生成論
六甲山は東西約30kmに伸びる山域であり、約1億年前(中生代白亜期)に生成した花崗岩が隆起して山体をなしている。山の南の御影地区から採石された花崗岩が、建築材や墓石として使われ"御影石"と呼ばれている。
山の東南には東北〜西南へ走る甲陽断層、芦屋断層、互助橋断層(住吉川)、大月断層などの断層が走り、上の原、甲陽台、奥池、お多福山等の段丘が発達している。これらの断層は阪神淡路大震災の震源となった野島断層とともに六甲淡路断層帯を形成している。また山の北側にも有馬ー高槻断層帯の六甲断層が走っている。
長田区の丸山断層のような衝上断層が昭和7年に見つかってから六甲山は東南ー西北方向に圧縮を受けて盛り上がったという説が有力である。約100万年で500m隆起した。現在でもこの隆起は続いていて0.5mm/年の隆起を続けている。ヒマラヤは隆起している山として有名であるが、その速度は六甲山の10倍の5mm/年である。大阪湾は逆に約100万年で500m沈降しているが、海底は陸地から運ばれる土砂で埋められるのでそれほど深い訳でない。 (清水信)
参加者 会員6名(清水信、岡村、清水ひ、白柳、田中、南井)
コースタイム
JR芦屋駅 | 8:10 | 歩行距離 | 14.74km | |
阪急芦屋川駅 | 8:20/8:25 | 累積登高 | 1338m | |
大谷茶屋、高座ノ滝 | 8:50/9:00 | 累積下降 | 944m | |
ピラーロック | 9:35/9:40 | |||
風吹岩 | 9:45/9:55 | 全所要時間 | 6:20 | |
雨ヶ峠 | 10:40/10:45 | 休憩時間計 | 1:35 | |
東お多福山 | 11:00/11:40 | 歩行時間計 | 4:45 | |
蛇谷北山 | 12:15 | |||
石の宝殿 | 12:30/12:35 | |||
一軒茶屋 | 12:45/12:50 | |||
六甲最高点 | 13:00/13:10 | |||
魚屋道茶屋 | 13:40/13:45 | |||
有馬温泉 | 14:35/15:00 | 名塩行き | ||
/15:27 | 宝塚行き |
六甲山トラック地図
この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。
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