北摂 大野山山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・Ⅱ」登山クラブ

山行記録

大野山(おおやさん 753.5m)岩めぐりコース山行記録

2016年3月20日(日) 晴れ時々曇り
 氷ノ山の一泊登山を予定していたが、19日は雨、⒛日も曇りということで予定を変更して⒛日の天候がよさそうな猪名川町大野山の日帰り登山となった。
 JR川西池田駅に7名が集合した。三田市から参加の山岡さんは登山口に近い杉生の関西軽井沢ゴルフ場前で待つことになった。

 猪名川町の「イオンモール猪名川」に行き、昼の鍋料理の材料を買い入れする。氷ノ山の夕食で作るメニューが、今日の昼食になった。
 ゴルフ場前で山岡さんと合流して、少し先の大野山登山口まで行き、荷物の振り分けなどして登山路を行く。今は建物も道もほとんど手入れされてなくてさびれた感じだ。少し行くと左に折れ、橋を渡ると分岐があり、右川上に向かう路と、そのまままっすぐ進む道がある。ここを右の道を取り、まっすぐ谷沿いに登る。
 実は分岐でまっすぐ行ってから右に上る道を取るのが正解だったが、12月に登っていたため、つい不注意で、本来のコースから外れてしまった。道の中央は踏れているものの両サイドには枯れた雑草の茎が生えていて、少し荒れている?とおかしな気もしながら登り続けると道が急に無くなってしまった。標高520m、先の分岐から15分、標高差115mの地点である。GPSを取り出して見ると正規の道より北200mに寄っている。
 山肌はヤブも少なく割りに歩きやすい広葉樹の林床なので、このまま小尾根を直登することとした。登りはじめは傾斜もあって多少精も切れるが、そののち傾斜も緩やかとなり、山の手入れのための通路らしい路が出てきた。途中、左20m程に正規の道が見えたが、わざわざ下ることもないと、そのまま登ると頂上のアンテナ群の脇の登山路に出た。
 
 アンテナ塔はネットで囲われていて、その中にフキノトウがいくつも出ていた。この春のほろ苦い香りを鍋に入れようと、ネットの内にストックを伸ばして、10個余りを収穫した。
 アスファルト道を横切り、満開となったアセビの林の脇を抜けると芝生に覆われたまろやかな頂上だった。三等三角点、山名表示板、そしてコンクリートの円柱の方位版がある。
 これだけアンテナ塔があるだけあって山頂からの眺望は360度さえぎるものがない。北に西ヶ岳、三岳、小金ヶ岳、八ツ尾山そして、弥十郎山、東には深山、横尾山、剣尾山、南には六甲山、大船山、羽束山が見える。大船山はきれいな三角形でうっとりするくらいだ。しかし今朝は少し冷え込んでいて時々稜線を吹く風が冷たい。

 
県道12号川西篠山道に面した大野山登山口    林道終点から小尾根を登る 
 
アンテナ塔群脇の登山道に出る 山頂は近い    収穫したフキノトウ 
 
大野山山頂から南側の展望 
中央はヒルガ山()580m、右は大船山(653m) 
  大野山山頂で 

 頂上から西へ下ると、駐車場、キャンプ場、そして天文台の入口に着く。日帰りだろうか、家族キャンプを楽しむ人たちや車も見える。天文台はプラネタリウムも設置していて、昼の客にも対応している。夜は21時半まで望遠鏡で星々を見せてくれるようだ。キャンプ場にはトイレもあり、水も出ているが、飲用不適とあり、昼食用の水はやはり持ってきてよかった。
 車道は麓の柏原集落からこの駐車場を頂点とした周回道路になっていて左回りの一方通行になっている。
 駐車場からすぐに岩めぐりとなる。車道の左に椅子状腰掛け岩が最初の岩である。そして車道を80m行った右に岩めぐりの案内板があり、ここから右上に登っている路が岩めぐりコース遊歩道だ。その形を表した名前の岩と、界XX岩とかXX界岩と名付けられた国境の標石が次々と現れる。昔は境界をめぐって何度も争いがあったようだ。
 落葉樹の気持ちいい路を少し登ると、昼食を予定していた標高706mの上ノ山の花立岩に着く。何個かの岩が積み重なった岩だ。冷たい風を避けるため花立岩の岩の間で休むことにした。バーナーも鍋も3つ使って、鶏と豚の寄鍋そしてコーヒーを作る。シイタケ、エノキダケ、白菜、トウフ等多くの具の入った暖かい鍋はなによりもごちそうだった。料理を考えていただいた村上さんや白柳さん、ありがとうございました。最後はウドンも仕込んでのんびりとした昼を過ごした。

   
大野山天文台 木、金、土、日、祝日の13:30-9:30開館
プラネタリウムや望遠鏡による星空観察ができる
  花立岩で寄鍋作り
     
暖かい鍋の昼食    鍋の中は具がたっぷり 

 この後は岩めぐりを続け、大夫婦岩を過ぎてさらに行くと、カメレオン岩が左上に見える。カメレオンの頭と胴体に本当によくにていて、すばらしいネーミングだ。、獅子の昼寝岩もそれらしい形だ。ただし、犬の昼寝と言えないことはない。太鼓岩はすっぱり割れた岩肌が大太鼓の皮によく似ているし、岩のスケールも大きい。下の岩の斜めの面を登り写真を撮る。後ろから押されたら、何もつかむところなく10m下まで転がり落ちるしかない。
 太鼓岩から少し行くと下山用の車道に出る。岩めぐりコースの南を平行してきた道だ。
 車道を通って途中六甲山や大船山など南側の展望を楽しみながら駐車場、キャンプ゚場に戻る。

 
上ノ山付近の稜線    カメレオン岩 左上を向いた形
   
 大岩石群へ下る   獅子の昼寝岩 右下へ腕と頭を地に着けている
目の白い丸ができ過ぎ
 
鯉の滝登り岩付近を下る    太鼓岩  
   
太鼓岩    大野山の岩石群の説明 昔は佐曽里カルデラがあった 

 山頂からは正規の登山道を下る。ところどころ、石やぬかるみもあるが概してきれいな路だ。かなり屈曲が多く距離は長いがその分一定こう配で歩きやすい。往路の問題の分岐点をよく見てみると、我々が曲がらずに行けば数メートル先にそれなりの道標がも2つもあったのだが!!
 登山口から帰路に着く。途中の「道の駅いながわ」はいつものように賑わっていたが、午後なので名物の野菜はほとんどが売り切れていた。皆に評判だったのは鯛焼きと似たイナボウ焼き(同町の猪の子供をイメージしたゆるキャラ「いなぼう」の意味)。皮からはみ出しそうなソバアンが美味しかったらしい。
 山岡さんとはここで別れ、JR川西池田駅へ16時25分に到着した。 (文 清水) 
(写真 岡村、南井、和田、清水)

 
登りでうっかり間違った分岐点
よく見れば標識もある
  猪名川町のゆるキャラ「いなぼう(猪の子供)」
を形取ったイナボウ焼き

コースタイム

3月20日(日)
JR川西池田駅 8:20 所要時間 5:30
イオンモール猪名川 9:45/10:15 歩行時間 3:27
大野山登山口(327m) 9:30/9:40 休憩時間 2:03
分岐(400m) 9:55 歩行距離 9.616km
林道終点(515m) 10:10 累積登高 902m
アンテナ塔(730m) 10:45 累積下降 902m
大野山山頂(753.5m) 10:55/11:05
駐車場、キャンプ場(720m) 11:10/11:15
岩巡り入口(710m) 11:17
花立岩(706m) 11:30/12:55
カメレオン岩(640m) 13:10/13:15
獅子の昼寝岩(600m) 13:24
太鼓岩(600m) 13:25/13:30
岩巡り出口(600m) 13:35
岩巡り入口(700m) 14:04
駐車場、キャンプ場(720m) 14:05/14:15
大野山山頂(753.5m) 14:17/14:20
分岐(730m) 14:25
分岐(400m) 15:00
大野山登山口(327m) 15:10/15:15
道の駅いながわ 15:30/15:50
JR川西池田駅 16:25


 
大野山 岩めぐりトラック地図 

参加者    会員7名(清水、岡村、白柳、瀧井、南井、村上、和田) その他1名(山岡) 計8名


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