播州 七種山の山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・U」登山クラブ

山行記録

七種山(ナグサヤマ 683m)

9月22日(土) 晴れ

 8時30分にJR川西池田に集合。今回のメンバーは男性3名女性3名で初顔合わせも多いメンバー。
 少し静かなスタートかと思いきや…車内はとても賑やか!! 車は事故渋滞にはまってしまいましたが、山の話、日常の話など話は尽きることなく楽しく目的地の野外センターへ到着。
 今回のコースは野外センターを出発し、七種滝→七種山(683m)→七種槍(577m)→岩稜/クサリ場を経由し、野外センターへ戻る縦走コース。

 縦走とは言え七種山も七種槍も標高は低く軽めの気合いを入れつつ軽くストレッチをし、午前11時に登山開始。
その後、私は中々の登りごたえに本格的に気合いを入れることになるのですが・・・。

 七種滝までは、なだらかな歩き易い道が続きます。森林の中、渓流を覗き込みながら歩くのんびりとしたすべり出し。
七種滝は落差72mを誇る滝だが、水量が少ないことが残念。見上げる程の大きさには迫力を感じるので、水量が多い日は見応えのある滝なんだろうと思う。七種滝の周りは森林に囲まれ風も無いので、すぐ上にある七種神社で昼食。


   
    七種ノ滝 落差72m3段の滝                  七種神社 左に滝見台がある

 昼食後、神社の左奥の道から登山再開。ここから山頂までは急峻の道となる。岩場も多く、何箇所かロープが張られていたが、みんなロープに頼ることなく難なくクリア。南井さんのカメラが転げるドキドキのハプニングもありましたが、カメラも無事で問題なし!
 山頂までずっと森林に囲まれた急登だが、時折開ける山並みの展望に登山の気持ち良さを感じる事が出来る。山頂までは急登な分、わりと短時間で到着。

 七種山山頂は、広くは無いが若いグループやシニアグループ、家族グループなど数組のグループがいて賑やか。山頂で15〜20分程度の休憩をとって縦走開始。七種山登山はここからがとても楽しく、そして大変な登山となる。


               七種山山頂にて

 縦走路の序盤は倒木が多いので道を間違えないように注意をしながら下っていく。
 しかし、下りが長く、いつまで下るの?と何度も考えつつ300mも下ることになる。そして300m下った後は、当然…200mの急登が待っている。七種山登頂と200m下山で疲れた足には中々堪える登りだった。

 七種槍は七種山よりさらに狭かったが、誰もいなかったので、みんなでゆっくりみかんを食べながら一休み。しばらくすると別の二グループが追いついたので、下山開始。

 ここからしばらく進むと岩稜に出る。疲れていてもやはり岩稜に出ると気持ちが高ぶる。楽しい。
 高度感も感じれる岩稜だが岩が滑らないため足場が安定し、怖くはない。クサリ場も急な下りも腰を落としゆっくり下れば問題なく下れる。


             七種槍東の岩稜

 しかし、七種槍から野外センターまでのアップダウンの多さにいよいよ気合い全開!何度、「また登り?!」と言ったことか…。
とは言え、みんなしっかりと順調に下山し野外センターへ到着。

   
               クサリ場                               野外活動センターへの分岐点からの展望
                                                    左七種薬師、中七種山、右七種槍

 疲れている筈なのに女性陣は下山直後から最後まで賑やかだったな。
 七種山縦走登山は距離、累積標高、岩稜、展望、滝、仲間との出会いと山を満喫した山行でした。 (安藤)

参加者 6名 会員6名(清水信、安藤、清水ひ、庄野、田中、南井)

コースタイム

JR川西池田駅 8:30
渋滞
宝塚IC 9:10
〜西宮北IC付近 渋滞
加西SA 10:10/10:15
福崎IC 10:20/10:30
野外活動センター 10:45/11:00
登山口 神社の門 11:25
七種滝、七種神社 昼食 11:40/12:15
七種山 12:50/13:00
552mピーク 13:30
最低鞍部(380m) 13:50
七種槍 14:30/14:45
岩稜 15:00
393mピーク 15:30
岩稜、クサリ場 15:45
鉄塔 15:55
分岐点 16:00/16:10
野外活動センター 16:40/17:00
福崎IC 17:20
加西SA 17:25/17:45
 神戸北IC付近〜 渋滞
宝塚IC 18:55
JR川西池田駅 19:15


歩行距離 10.0km 累積登高 1,023m



                      七種山トラック地図

この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。

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