2020年9月22日(火祝) 晴れ
6月の白倉岳の後2カ月間、新型コロナウイルス蔓延のため中止となっていた山行をやっと再開できた。
鈴鹿山系の鍋尻山は鍋の尻の形をした山頂の姿から名付けられたようだ。
北多賀セブンイレブンで大阪組5名と滋賀組4名が合流し車で登山口に向かう。
途中道路の両側の畑には白いソバの花が満開で季節を感じさせてくれる。
鍋尻山は一般には保月から登ることが多いようだが、今回は経験者コースである河内風穴方面の山女原から登る。
車2台を縦列に止め、お互いに挨拶を済ませ登山準備に取り掛かる。スパッツ装着や薬剤を振りかけてヒル対策もバッチリ!
権現谷に架る橋を渡り民家の横を通ると樹林の登山道がある。
登山ペースになじんでない体には、いきなりジグザグの急登はきつい。
尾根に出て大杉のある、岳の地蔵に着く。休憩時頂いたゼリーは最高に美味しい!
植林帯に入るとど、こが登山道わからない急斜面を各自で登りやすそうな道を探し息を切らしながら登りきると白く可憐なアケボノソウが出迎えてくれた。
この時点でヒル被害者1名。
河内登山口近くに車を停める | 登山道での休憩 | |
直径30センチ近いキノコ、オニフスベ | アケボノソウ(リンドウ科) | |
アケボノソウ(リンドウ科) |
休憩場所からは霊仙山が間近に見える。
ここから本来の目的であるトリカブトの群生が見られる予定だったが、時すでに遅し、立ち枯れしてシダの間には黒くなった茎だけが残っている。
所々に枯れた茎の先端には花が残っていてほんの少し救われた。
ムシカリ (オオカメノキ)(スイカズラ科)の実 赤色から黒色へ変化する |
イブキトリカブト(キンポウゲ科) | |
北に霊仙山の南尾根や本峰を望 | む |
この後シダの生い茂った道なき道をシダをかき分けながら思い思いの方向に進む。
苔むした石灰岩の間を通りぬけ山頂に到着。
昼食は皆さんから頂きたお菓子やフルーツでお腹がいっぱいになり、食後は
十分に展望を楽しみ、山頂に戻った後、下山開始。登った道を戻ることになるが、下りは登りよりも大変だ。ワ~、キャーと女性の声が…それでも何とか無事下山できホッとした。
登山靴を脱いで2人目のヒル被害発見、女性はヒル対策が功を奏したのか無事だった。
トリカブトの群生が見られなくてとても残念だったが、久しぶりに大人数での楽しい山行となった。 (文 永井)
東には御池山や天狗岩を望む | 山頂の苔むした石灰岩の群れ | |
山頂(838.3m)で | 9合目付近の林と石の群れ | |
標高600m付近の急勾配の路 |
コースタイム
JR川西池田駅 | 7:10 | |||
池田 | 7:20 | |||
中国豊中 | 7:30 | |||
多賀SA | 8:40/8:50 | |||
彦根IC | 8:55 | |||
北多賀セブンイレブン | 9:05/9:10 | 所要時間 | ||
河内登山口 | 9:20/9:25 | 登山口~山頂~登山口 | 4:25 | |
(370m)休憩 | 9:45/9:50 | 歩行時間 | 3:10 | |
(495m)休憩 | 10:30/10:35 | 休憩時間(訓練0:40を含む) | 1:15 | |
山頂 休憩 | 11:30/12:30 | 測定機器 | スマホ | |
(624m)休憩 | 13:00 | ソフト | ジオグラフィカ | |
河内登山口 解散 | 13:50/14:15 | 測定点数 | 175 | |
彦根IC | 14:35 | 歩行距離 | 4.00km | |
大津IC手前~山科の10km、25分状態 | 渋滞 | 累積登高 | 662m | |
中国豊中IC | 16:15 | 累積下降 | 662m | |
池田 | 16:35 | |||
JR川西池田駅 | 16:40 |
鍋尻山トラック地図 |
参加者 会員10名(植木、梅川、清水、白柳、塚本、永井、橋爪、南井、村上、山岡)
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