2011年12月11日(日)晴れ
梅田から約2時間で御杖村神末の登山口に着いた。空は晴れているが、正面の三峰方面の稜線は雲がかかっている。霧氷を作っている雲であろう。その下は霧氷で少し白くなっている。
左の支流沿いの林道を歩き始める。台風被害によるものか道は陥没し、アスファルトの路面は大きく歪んで抜け落ちている所もあり樹木が倒れ荒れていた。鳥居を二つくぐって橋を渡る所で水量の多い不動滝が見えた。
ここからはよく整備された杉林の尾根道で登るにつれ道は雪で白くなっていった。避難小屋で一息入れて少し後ろを歩いていた村上さん、市橋さんを待つがなかなか来ない。「お〜い」と呼んでみるとこれから行く方向から返事があった。小屋を覗いたが暗くて誰もいないと思いそのまま通り過ぎたということであった。
三畝峠からの稜線は青空に霧氷がきらきらと輝いてとても綺麗。皆カメラを取り出し撮影する。清水さんが峠に杖を忘れたので取りに行き戻ってきたが今度は後ろを歩いていたと思った市橋さんが来ない。頂上に着くと既に到着していた。八丁平のほうから回ってきたらしい。
山頂には一等三角点(1235m)があり、かつて登った古光山、倶留尊山、大洞山、尼ヶ岳が良く見えた。頂上で出会った人から「ここから先がもっと綺麗」と聞き、足を延ばすことにする。稜線上を一旦下って登り返し、30分ほどで平倉峰に着いた。三畝峠から山頂までは霧氷の並木道風であったが山頂から平倉峰(1220m)までは山深い感じで雪も5〜6p積もり、キュッキュッといい靴音がした。南斜面は全く雪がなく日差しが柔らかく小春日和、北斜面は下の方まで霧氷の林で真っ白、景色は稜線を境に二分されていた。北側になる顔の半分がとても冷たく感覚がなくなり痺れていた。
頂上の風の当たらない林の中で休憩する。昼食と餅入りぜんざいを食べ温まってから引き返す。
三峰山山頂からは広々と開けた八丁平を回って避難小屋に向かう。こちらのコースは雪はなくぬかるんでいる。小屋の西側の道を下り、森林組合のログハウス展望所でコーヒータイムをして登山口に戻った。(岡村)
稜線の霧氷のトンネル 三峰山山頂から北の展望 正面は倶留尊山
三峰山山頂にて 三峰山、平倉峰間の稜線のブナ林
参加者 5名(清水、市橋、南井、村上、岡村)
コースタイム
梅田 | 07:35 |
登山口 | 09:30/09:45 |
不動滝 | 10:15/10:20 |
避難小屋 | 11:20 |
三峰山 | 12:00/12:05 |
平倉峰 | 12:30/13:25 |
八丁平 |
14:00 |
御杖森林組合の家(展望所) | 14:45/15:10 |
登山口 | 15:40/15:50 |
大和高田IC | 17:15 |
梅田 | 18:00 |