2016年2月21日(日) 曇り時々晴れ
皆子山は京都府の最高峰である。谷を登るコースは自信がなかったので今まで登る機会を逃していたが、今回は東稜直登、今年は暖冬で雪はどこも少なめらしいが雪山歩きを楽しみに参加した。
昨日のまとまった雨も上がり、大阪の天気は晴れている。しかし現地は良い方にも悪い方にも変わる微妙な天気予報であった。
登山口近くの正教寺付近は道が狭く駐車スペースがなかったので国道367号線をもう少し先に進んだ路肩にちょうど車一台分のスペースがあり駐車して身支度をする。小雪がチラチラ舞ってきて、空は曇ってきた。昨日の雨でさらに雪も融けてワカンやアイゼンは必要ないかもと思いながらもリュックに入れ、スパッツをつけストックを持ち、登山口に向かう。
平のバス停を過ぎ、安曇川にかかる橋を渡り、正教寺の横を通り抜け、墓が見えてくると登山口を示すものか赤テープがあった。初めから急坂で黙々と登る。路の北側は杉林で南側は落葉樹林である。
登山口の平集落、正教寺の山門と本堂 | 正教寺奥の墓地手前を左に入る 赤テープあり | |
東尾根を登る 780mあたりで急登は終わる |
傾斜が緩み、雑木林のなだらかな道になると所々雪溜まりが出てきた。わざと雪の上に足跡をつけてその感触を楽しみながら歩く。941mピークに近づくと視界が開け、曇っているが琵琶湖方面が見えた。山頂までは緩やかな登りが続くが雪は無い。厳冬期の山とは思えない早春か晩秋の山の雰囲気である。
小さな露岩が目につくようになり、東峰、寺谷の分岐を過ぎるとほどなく三等三角点のある山頂に着いた。三角点の周囲には雪が積もっていたのでプローブで深そうな場所を数ケ所測ってみると60cm。三角点のすぐ下は20cmであった。
東方正面に見える蓬莱山の山肌は黒っぽく、その左奥に見える武奈ヶ岳の尖った頂は白く光っていた。
草原上の広々した日当たりのいい斜面で昼食休憩をする。今朝国道沿いの小広場で見かけた40名位の団体も少し遅れて登ってきた。清水さんお手製の千枚漬け、ラーメン、菓子やコーヒーなどいただく。
941mピークの次の930mピーク付近 | 寺谷分岐の手前から琵琶湖方面を見る 左遠方に三上山、そして琵琶湖大橋が見える |
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皆子山山頂で | 山頂から比良蓬莱山を見る |
時間に余裕があるのでのんびりする。晴れ間も出てきて風花が白くキラキラと舞っている様子がとてもきれいだったので写真を撮ってみたが、雪は写っていなかった。
西峰の方に行ってみる。山栗のイガがたくさん落ちていたのでクリの木がたくさんあるのだろうが葉が落ちているのでどれが栗の木が区別がつかなかった。西峰斜面には雪がまあまあ付いていたので、ワカンで登り降りして少しの時間遊んだ。団体さんも同じように雪のある斜面を見つけてワカン歩きの練習をしている。山頂と西峰の間は広々した草原上の盆地になっているので、ソリやスキー遊び、滑落訓練なども安全にできそうである。
山頂に登り返して、来た道を下る。837mピークで休憩後、下方に国道が見えたので真っすぐ進んだが、すぐにおかしいと気が付き、休憩した場所へ戻り、来た道を見つける。国道を左下方に見ながらしばらく進み、急坂を下って登山口へと戻った。
色地図には載っていない道だと聞いたが、よく踏まれていて道標は少なかったがテープも付いているので歩きやすく分かりやすいコースであった。雪があってもそれほど苦労なく登れそうだと思った。
山頂から西峰に向かう | 西峰でワカン歩きをする | |
団体もワカン訓練 |
コースタイム
池田駅 | 7:30 |
池田病院 | 7:35 |
千里中央 | 7:45/8:00 |
吹田IC | 8:05 |
京都東IC | 8:20 |
伊香立ローソン | 8:35/8:45 |
平 | 9:05/9:30 |
正教寺 | 9:40 |
550m付近 休憩 | 9:55/10:00 |
837mピーク | 10:30 |
941mピーク手前 | 10:50/11:00 |
東ピーク | 11:20 |
寺谷分岐 | 11:25 |
皆子山山頂 昼食 | 11:30/12:25 |
西ピーク ワカン練習 | 12:40 |
皆子山山頂 | 12:55 |
東ピーク | 13:00 |
941mピーク | 13:16 |
837mピークの東 | 13:30/13:40 |
正教寺 | 14:10 |
平 | 14:20/14:30 |
伊香立ローソン | 14:40/14:50 |
京都東IC | 15:10 |
中国豊中IC | 15:40 |
蛍ヶ池駅 | 15:45 |
池田 | 15:50 |
皆子山トラック地図 |
参加者 会員4名(清水、岡村、白柳、和田)
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