若狭 岩籠山(765.2m)山行記録
2018年10月14日(日) 晴れ
国道161号線のドライブインしのはらの駄口コース登山口を9:05に出発した。歩きだして沢沿いに登り小さな沢を越えスギ林の階段状の急な道を登りきって広場に出た。ここから尾根筋をいくつかのピークを越え、途中大岩、小ブナ平、中岩を経て登った。。杉、落葉広葉樹の明るい雑木林が続き尾根道は大岩のほかに左右に岩が点在した。台風の影響か落葉が目立ちリンドウがちらほらと咲いていた。
駄口コース登山口の駐車スペース 国道161 ドライブインしのはらの向かい |
岩籠山案内図 | |
550m付近から南の展望 | オヤマノリンドウ(リンドウ科) | |
今年の台風でか倒れたブナ | ブナとミズナラなどの林 |
P677手前の右折点に出たのち急な下りとなった。右手の斜面には崩落があり気をつけて通った。下りきると素晴らしいブナ林が現れ足元にはクマザサが一面に生えていた。
東斜面の大きな崩壊地 | 美しいブナ林 | |
南東方向、琵琶湖方面の展望 | インディアン平原に立つ花崗岩の大岩 魚の頭の様だ | |
インディアン平原のススキの原 | インディアン平原から敦賀市街敦賀湾を見下ろす |
やがて低木が主になり展望の良い斜面を登りP708を巻くとブナ林が広がる気持ちの良いところに出た。ここから最後の急な登りを経てインディアン草原の端にたどり着いた。さらに進むと大きな岩があり敦賀の街と敦賀湾が手に取るように見えた。ここからススキの中を少し登り11:50に岩籠山山頂(765m)に着いた。山頂からは晴天のもと360度の山並みと敦賀湾、余呉湖、琵琶湖が輝いていた。その中に野坂岳、西方ヶ岳、三重嶽、乗鞍岳が見えた。人の多い山頂を離れ登山道わきに座り込んで中国土産のドライフルーツや、グレープフルーツ、チョコ菓子をご馳走になりながら昼食をとった。
インディアン平原のススキの原 | インディアン平原のススキの原 | |
岩籠山山頂で | 登山路脇に多かったオオイワカガミ(イワウメ科) | |
アオナシまたは類似のイワテヤマナシ? 稜線の鞍部にたった1本生えていて、多くの実を落と していた 直径は3cm程 日本でも珍しい種となっている レッドデータブックに登録されているようだ |
アオナシまたは類似のイワテヤマナシ? |
帰りは元来た道を引き返した。爽やかな空気のもと快調なペースでおしゃべりをしながら登山口についた。(文 山岡)
参加者:会員7名(清水、白柳、橋爪、南井、山岡)
コースタイム
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岩籠山山行トラックマップ |