北海道恵庭岳の山行記録(個人)/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・U」登山クラブ

山行記録

恵庭岳(1320m)(個人山行)

7月26日(木) 晴れ

 恵庭岳は支笏湖の北岸にそびえていて支笏湖周囲の山では標高が一番高い。頂上までは崩壊の危険がある為行けないと聞いたが展望を楽しむため計画した。。
 登山口から平坦な樹林帯を進むとだんだんと急な尾根道となり、6合目を過ぎてしばらく行くと見上げるような急な道が二つに別れ、片方にはロープがついている。真ん中に登り専用と書いてあるのでどちらが登りで下り用なのかよく分からないがロープがついていない方をよじ登ってしばらく歩くと7合目の第一展望台に着く。眼下には静かな支笏湖が青く広がり、紋別岳やモラップ山が湖の正面向こうに見えている。いつまでも眺めていたい穏やかな景色であるがこれから行く前方は対照的で山頂であろうか鋭い岩峰が迫っている。

   
       第一展望台から頂上を見る            第一展望台からの支笏湖、紋別岳等の眺め

 ここから先は細い尾根道を進む。途中下ってくる人に教えてもらい木の間越しを覗くと下方にオコタンペ湖の碧色の湖面が見えた。8.5合目の第二展望台に着く。ここから先は山頂付近の岩が崩壊しているので立ち入り禁止となっている。山頂の標識を降ろしてくれたのだろうか、この場所に掛けられていたので山頂として写真を写してもらう。

   
        森の中のオコタンペ湖                       山頂の岩頭

 ここからの展望も素晴らしく下を覗き込むと吸い込まれそうな高度感があり足がすくむ。噴火口から煙が出ている所もあり硫黄臭もしている。向かい側に樽前山が見えるはずだが雲が出ていてよく見えなかった。


    8.5号目から下の火口と支笏湖を見下ろす

 展望を充分に楽しんだ後、下山する。この山一番の難所、今度はロープのついた方を下る。随分と長いロープであったが伝って降りると以外に労少なくして降りることができた。ほっとして後は6合目5合目と標識を確認しながら登山口に戻った。  (岡村)

参加者 4名 会員2名(村上、岡村) 他2名

コースタイム

7月26日(木)
登山口 8:05
山頂(8.5合目) 11:35/12:10
登山口 14:15


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