広島 道後山(個人)山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・Ⅱ」登山クラブ

山行記録

広島 道後山(1,271m)

2021101 曇り晴れ

 加西等の23SAを寄りながら中国道を東城まで走る。

 ここから314号で小奴可まで行きそこから地方道で道後山高原スキー場へ着く。リフト駅と山の家があるが、今は閉まっている。広場の脇に群れてているノコンギクの紫色が映えていた。

 ここからさらに道を上ると月見ヶ丘の広い駐車場に出る。

今にも降り出しそうな空だったが、道後山へ向かって行動を開始する。

 真っ直ぐ正面にしっかりしたトイレ建屋があり、その左側、北側に林の中のキャンプ場へ向かう路があり、これを行くとキャンプ場で路は消えてしまった。戻り気味に探すと、草に覆われた踏み分けがあり、5分くらいで正規の路に出た。

 駐車場からはキャンプ場入口より、左40m先に進むと牧場の脇を通るその路に出られる。

 ヤマラッキョウがボール状の赤い花を着けていた。マツムシソウも薄紫の花を咲かせていた。この花の時期はもっと早い時期ではないかと思ったが、標高1,000m近くの山では2,000m以上の山よりずっと遅くなることを納得した。

 1,103mの緩やかなピークで路は右に曲がって、岩樋山へ向かう。低灌木と笹の原が続く。右にはスキー場や猫山(1,195.4m)が見下ろせた。

 すぐ先に六角形をした休憩所が建っている。次いで岩樋山と道後山近道の分岐の標柱に出会う。天気もよくないので、まず目的の道後山を登るため、岩樋山南側を巻いた近道を取る。

 
月見ヶ丘駐車場に隣接したキャンプ場入口  六角形の休憩所 
   
岩樋山と道後山近道の分岐点    

 やがて路は岩樋山と道後山の間のコルで稜線の路と合流する。目の前に緩やかな道後山が広がる。70mの登りだ。路脇には、オヤマリンドウが深い青色の花を着けている。丁度今が見頃だ。他にマツムシソウ、ヤマラッキョウ、ウメバチソウ、アキノキリンソウなど、思いのほか多くの花に出会えた。

     
 道後山への路   オヤマリンドウ(リンドウ科)
 
マツムシソウ(マツムシソウ科)    道後山 

 「道後山1271m」の標柱が立っている。国土地理院の地図では三角点はこちらになっているが東側、峰続きで1,268.4mの峰もあり、そちらに向かう。こちらにも標柱があり、「道後山1269m」とある。

 この山頂の芝生の広場に腰を下ろして昼食とする。天気もなんとか保ちそうだ。
 その後、男女3人のパーティーもやってきて、休憩していた。

  昼食を済ませて、帰路に着く。稜線は花が咲いていて楽しい。ヤマハハコやカワラナデシコも咲いていた。サワフタギが青い実を着けていた。

 岩樋山(1,271m)の山頂にはコルからやはり70m登る。ここも展望はいい。

 道後山近道分岐からは来た路を降りて、月見ヶ丘駐車場へ帰る。

     
サワフタギ(ハイノキ科)    岩樋山山頂から道後山を振り返る。 
     
ウメバチソウ(ニシキギ科)      

 昼の休憩を入れて2時間30分ほどの短い山歩きだったが、当初全く期待していなかった多くの秋の花、それも関西の山とは異なる花に会えたのはうれしかった。 (文 清水)


コースタイム

月見ヶ丘駐車場(1,085m 10:05 所要時間駐車場~  山頂~駐車場) 2:35
キャンプ場(1,010m) 10:10
合流点(1,080m) 10:20 歩行時間 2:15
休憩所(1,150m) 10:30 休憩時間(訓練0:40を含む) 0:20
岩樋山牧道分岐(1,170m) 10:35 測定機器 スマホ
同合流点(1,210m) 10:50 ソフト ジオグラフィカ
道後山(1,271m) 11:05 測定点数 147
道後山東峰(1,268m) 11:10:/11:30 歩行距離 5.25km
道後山(1,271m) 11:35 累積登高 338m
巻路分岐(1,170m) 11:50 累積下降 338m
岩樋山(1271m) 12:05/12:10
巻路合流点 12:20
休憩所(1,150m) 12:25
駐車場(1,08m) 12:40
川西清和台 5:40
川西IC 5:45
加西SA 6:30/6:40
大佐SA 8:10/8:15
東城IC(230km) 8:45
小奴可 三坂 10:05
道後山スキー場月見ヶ丘駐車場 10:00/13:00


道後山トラック地図

参加者    会員1名(清水)


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