愛宕山山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・Ⅱ」登山クラブ

山行記録

愛宕山山行記録

20151122日(日) 曇り
  JR京都駅前バス停に集合。紅葉シーズンの3連休とあって駅前は観光客でごった返していた。
 830発大覚寺・清滝行きのバスにのり終点清滝に到着。今年の紅葉は例年より早く、登山口付近の紅葉は終盤といった感じだった。それでも登山者の姿が多く、山頂の愛宕神社は火伏の神さまとして祀られているということで「愛宕の三つ参り」なのだろう、小さな子供を連れた家族も見られる。

 頂上の愛宕神社の表参道は階段の道で、段差は低めで足を上げるのにそれほどきつさは感じないが、長い。かつてはケーブルがあったそうだが、今は撤去されている。この道を幼児を連れて歩くのはかなりきついだろうに、親御さんは子供のためとはいえ大変だと思った。

   
表参道入口の鳥居    三合目休憩所 石垣がきれい 
     
カエデの紅葉    大杉大神 

 あまり展望も無い階段の道を淡々と進んでいく。山頂にある本殿の手前の石段が一段一段が高めできつかったが、登山口より2時間で到着できた。一回目の愛宕山の時は階段がつらくて三時間近くかかってたので、少しは足も強くなったかと思うと嬉しかった。

 本殿の温度計では気温は10度ほどであるが風も無く、ここまでの階段続きの道で汗だくになった。

 紅葉は登山道の途中 では一部まだ残っていたが、神社内は残念ながらほぼ終わっていた。お昼は本殿下の広場でとることにし石段を下りたが、踊り場のところに千回から、最高5千回までの石碑があり、一体何年かけて登っているのやらと思ったら、あとで千日詣という日があり、7月31日未明から8月1日早朝にかけて参拝すると千回参拝したのと同じ御利益があることを知った。私は今回4度目の愛宕山だが、この千日詣の日に登っていれば四千回参拝したのと同じになっていたのになあ・・・と思った。

   
総門    本殿手前の石段 
     
本殿下の石段で     

 さて、お昼休憩を本殿下の広場でとり、三角点に行こうと歩き出すも、地図上では本殿より北にあるようだが、石段のところに書かれている標識では本殿を登ったところのようで、わかりにくい。本殿で聞くと山頂 はこのお社とのこと。三角点は別にあるようだが、結局そちらにはいかずに下山することになった。保津峡の方へ下りるということで、水尾を経るルートではなく尾根道を歩くとのこと。「山と高原地図」には載っていない道であった。表参道の水尾への分岐を過ぎて少し下って大きく清滝と書かれた標識の右手に入る道があり、こんなところに分岐があったのかと驚いた。標識などは何も見当たらなかったが、やや急な部分はあっても危険なところはなく、しっかりとした道で、静かな落ち葉の道を楽しめた。私一人だと気付くことも無い道をこうやって会に参加することで歩かせてもらえることが嬉しい。

 保津峡にたどりついてみると、残念ながらこちらも赤く紅葉している木はほとんどなくて残念だった が、橋から見える景色はきれいだった。駅に着くとタイミングよく電車も来て、今回の例会も楽しく終了した。(和田)

   
表参道と保津峡への路の分岐点 上部からの
風景 右が保津峡への路 
  保津峡への路 
     
もうすぐ保津峡駅 保津川をまたいだ駅のホームが
見下ろせる
  保津峡橋を渡る 

コースタイム

京都駅 7:59/8:30 所要時間 5:15
清滝バス停(71m) 9:35/9:40 歩行時間 4:05
表参道鳥居(77m) 9:50/10:05 休憩時間 1:10
3合目休憩所(25丁)(309m) 10:30 歩行距離 11.76km
沢への分岐点(496m) 1055/11:00 累積登高 1155m
5合目休憩所(30丁)(538m) 11:05 累積下降 1075m
大杉、大杉大神(549m) 11:10
7合目休憩所(640m) 11:25
水尾分れ(660m) 11:30
総門(840m) 11:50
社務所、休憩所、広場(884m) 12:00
愛宕神社本殿(924m) 12:10
社務所、休憩所、広場(884m) 12:20/13:00
愛宕神社本殿(924m) 13:10
社務所、休憩所、広場(884m) 13:15
総門(840m) 13:25
水尾分れ(660m) 13:40
7合目(660) 13:45
南尾根475m地点 14:00/14:05
府道50号(87m) 14:50
JR保津峡駅(70m) 14:55/15:02
京都駅 15:22

 
愛宕山山行トラック地図

参加者    会員6名(南井、清水、瀧井、西村、村上、和田)

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