加越国境 赤兎山山行記録/関西の山の会会員募集「山があるクラブ・Ⅱ」登山クラブ

山行記録

加越国境 赤兎山(あかうさぎさん 1628.3m)山行記録

2016年10月9日(日) 曇り時々晴れ

 今回は、到着が11時45分と遅いため、小原から山頂の往復にし、避難小屋までは行かなかった。山頂からは別山~三ノ峰、白山山頂は雲がかかり、南東には経ヶ岳が見えた。避難小屋への草原の道は紅葉が進んでいた。

 待ち合わせの菩提寺PAに早めに到着する。助六弁当を購入し、大阪からの7名を待つ。待ち合わせ時間に大阪勢が到着した。体調不良で1名が不参加になり、合計7名が2台に分乗し、登山口の小原登山口に向かう。途中、昼食購入、トイレ休憩を入れ、お昼前に小原登山口に到着した。
 菩提寺PAからは途中、曇り、晴れ間、雨等、代わる代わる変化した。小原からは管理費として、1000円/1台を払い林道を進んだ。道は舗装され、そこそこの広さもあった。駐車場は2箇所あるが、登山口の直前の方にした。
 駐車場で昼食を取った後で出発した。心配した天気も雨にはならず、やや肌寒い中での出発だった。緩やかな登りの、やや黄色づいた林の中を進む。途中、狭い2箇所の渓流を石伝いに渡る。歩きやすい、緩慢な道で40分ほどで峠に着く。

   
駐車場傍の大長山、赤兎山登山口    小原峠 

 皆、快調なペースで進む。峠はササが茂ったところで、左手が大長山、右手が赤兎山になる。しばらく休み出発する。一旦は下り、小さな池を通りすぎると、岩混じりの急な道がしばらく続くようになる。樹林帯が次第に開け、晴れ間も出てくる。
 後ろに大長山の秀麗な山容が見えるようになる。次回はぜひ寄ってみたい誘惑にかられる。登るにつれ、紅葉が進み、ウルシやナナカマドの紅葉が目を引く。登り切ったところが大舟分岐で大舟山への縦走路が続いている。その後も気持ちの良い道が続き、少し早い紅葉が楽しめる。
 色づいた低木の奥に山頂が見える。最後に一登りすれば赤兎山山頂である。北西方向には今年の5月連休に登った別山~三峰、その先に山頂は雲の中だが白山が見える。南東方向には経ヶ岳が見える。その先には荒島岳がある。
 今日は、この後、ひらせ温泉のキャンプ地まで90㎞以上が残っているため、避難小屋までの高原歩きは楽しめない。山頂からしばらく東に向かい、避難小屋の遠望と草紅葉、紅葉を楽しみ山頂に戻った。この後は、同じ道を峠に戻った。
  天気は晴れてきて、青空の背景の大長山が一段と冴えた。帰りもそこそこ快調のペースで、14:50には駐車場に着いた。

   
赤兎山山頂    山頂から東の避難小屋方面を望む 夏はお花畑となる 
     
南西の経ヶ岳方面を望む    帰路、大長山を望む 


 登山口には水が勢いよく出ているところがあり、泥を洗い流した。
 ここからは157号線に戻り北上、手取湖の恐竜公園でトイレに立ち寄り、白山ホワイトロードを利用した。いくつかの滝を車から楽しみ、さらに、ふくべの滝では集合写真を撮った。
 途中、ガスが深くなり視界が悪くなったが、ピークを過ぎ、標高を下げてゆくとそれも晴れ、ひらせ温泉キャンプ場には、暗くなった17:45についた。

 
ホワイト道路のふくべの大滝 落差86m 

慣れない大型テントの設営に手間取ったものの、その後は楽しいBBQタイムを楽しんだ。大白川温泉しらみずの湯(車で2~3分)の楽しみは、21:00がタイムリミットで、結局30分未満の短いものになった。それでも十分温まることができた。 (南井)  写真(清水)

ひらせ温泉キャンプ場でバーベキューの夕食 

コースタイム

10月9日(日)
千里中央 6:55/7:05
吹田IC 7:15
菩提寺PA 8:05/8:20
多賀SA 8:45/9:05
南条SA 10:00/10:10
福井北IC 10:30
小原 11:10
赤兎山登山口 11:50/12:10 所要時間 2:40
小原峠 12:50/13:00 歩行時間 2:20
赤兎山山頂 13:40/13:50 休憩時間 0:20
小原峠 14:20 歩行距離 5.08km
赤兎山登山口 14:50/15:00 累積登高 588m
小原 累積下降 588m
ホワイト道路ふくべの滝む 16:40/16:45
白川郷荻町 17:20
ひらせ温泉キャンプ場 17:45

 
赤兎山トラック地図 

参加者    会員6名(南井、岡村、清水、白柳、村上、和田) その他1名(花岡) 計8名


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