2013年4月14日(日)曇り
清水さんの車で白柳さん、村上は名神高速の京都東インターから湖西道路を経て集合場所のJR北小松駅前へ向かう。
新車での南井さん、JR電車の市橋さん、入会希望で初参加の昌角さんと合流してから2台の車に分乗してマキノ高原へ向かう。
メタセコイヤ並木をぬけるとすぐ、マキノ高原駐車場に着く。
簡単に自己紹介をした後、さらさバス停前を通り左にグランドゴルフを楽しむ人達をみながら登山口のある右奥へと進む。
正式の登山口手前のオリエンテーリング用登山口から取り付く。いきなり階段状の急な登りが始まる。やがて斜面のトレースが解りにくくなるがすぐ水平の快適な遊歩道に出る。ここを左に進み、正式の登山道と合流してから北へと向きを変え緩やかな坂道を登っていく。
所々に咲くイカリソウ、バイカオウレン、スミレ、シロバナニシキゴロモ、イワカガミ、イワウチワ、ショウジョウバカマ等の花に目を奪われながら進むと。大木の枝を隠して見事にタムシバの花が咲いている。見ごろが少し過ぎていたのが惜しい。
ここで1H程歩いたのでタムシバの写真撮影も兼ね休憩にしたが、東屋のあるブナの木平のすぐ下だった。
ブナの平からは暫く沢沿いに緩やかな道を登る。やがて沢をはなれ暫く進むと木の丈も低く、残雪を踏むようになり風もでてくる。肌寒い。赤坂山まで0.4キロの標識があり正面に山頂がみえる。
稜線に戻り登りきると山頂に着くが、展望は春霞のせいか見えるはずの伊吹山、霊仙山が見えなくがっかりする。丁度昼時で山頂は色とりどりの上着の人で賑わっている。我々も風のあたらない西側斜面で昼食とする。南西に雪を残した大見影山へと山波が続いていて、北にはこれから行く三国山が近くに見える。
マキノ高原マキノスキー場 赤坂山は右手の奥にある | 休憩舎手前、標高480m付近のタムシバ |
赤坂山を一旦下り鞍部から階段状の道を登ると明王ノ禿に着く。危険ゾーンを知らせる錆びた鉄の柵が頼りなげに張られている。東側は絶壁で崩壊したガレ場だが露出した風化した花崗岩の奇岩と共に荒々しい風景を醸し出している。「モアイ像みたい」の声が聞こえる。
風がないため赤坂山のように寒くないが木々に遮られ展望のないのが残念だ。記念撮影をして、分岐まで戻り黒河峠に向かう。明るい巻き道を徐々に高度を下げて進むと。タムシバの花の固い蕾から開花までをスライドのように順番にみられるのが嬉しい。
赤坂山頂上から北の三国山とその右、明王ノ禿を 望む |
明王ノ禿の岩場 | |
イワウチワ | 三国山山頂にて |
やがて林道にでて少し進むと敦賀1.2kの標識がある。1日で歩く事が出来る距離に驚き、改めていにしえの日本海、琵琶湖、京の都の人々や物資の往来を意識させられる。一旦林道を離れて急斜面を下ると再び立派な建物のトイレがある林道にでる。黒河峠が林道すぐ上にあり近道をしたようだ。
残雪の三国山を下る | マキノ林道のヤマザクラの大木 |
初参加の昌角さん、楽しんでいただけたでしょうか。山に関しての希望がありましたら遠慮なく話して下さい。
花見客や観光客で大渋滞して遅々として進まない高島市の国道161号を帰られた南井さん、又その渋滞を避けて朽木へ迂回し大原、京都、大阪と暗い山道を通り運手をして下さった清水さん、車を出して戴き有難うございました。途中、朽木等で満開の桜を車窓から眺められたのは予想外のことでした。 (村上)
参加者 会員5名(清水信、市橋、白柳、南井、村上)
コースタイム
池田 | 6:50 | 所要時間 | 6:50 |
千里中央 | 7:15 | 休憩時間 | 1:20 |
北小松駅 | 8:25/9:00 | 歩行時間 | 5:30 |
マキノゲレンデ駐車場 | 9:40/9:55 | 歩行距離 | 15:5km |
登山口 | 10:02 | 累積登高 | 1,086m |
483.9m地点(休憩舎手前) | 10:55/11:02 | ||
栗柄越 | 11:55 | ||
赤坂山 | 12:0/12:53 | ||
三国山 | 13:59/14:14 | ||
黒河越 | 15:08/15:15 | ||
マキノゲレンデ駐車場 | 16:47/17:03 | ||
国道161号高島市鵜川 | 18:01 | ||
国道367号朽木道の駅 | 18:28 | ||
二条駅 | 19:52 | ||
京都南IC | 20:09 | ||
中国豊中IC | 20:36 | ||
池田駅 | 20:51 |
赤坂山、三国山トラック地図 |
この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。
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